うつ病40代サラリーマンの休職日記

東京から名古屋に左遷されうつ病になったサラリーマンの闘病記です。適応障害で異動願いを出しています

うつ病治療 休養 通院 だけでは完治しません!

こんにちは あぽろ です。

うつ病で休職しはじめてから3ヶ月立ちました。

今はひたすら休んでいます。

うつ病にはまず休養ですから当然でしょう。

 

毎日、抗うつ薬を飲んでいます。

これも当然です。

 

そして今は、医師から規則正しい生活を送る様に指導されています。

これは、どうしても夜型になる生活を働いていた頃と同じにする為

だそうです。

これがなかなか難しい課題で、日々記録をつけながら格闘しています。

ふと、うつ病になった人間がどの様に休養する事がベストかと考えました。

 

実は、私の身近でほぼうつ病に近かった同僚をうつ病にも休職にもさせずに

復活させた事を思い出しました。

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数年前に遡ります。

私の同僚が自身の能力を遥かに超えたプロジェクトを上司に押し付けられ潰され

かかっていました。

私は状況を見て、必死にフォローに入りました。

しかし、プロジェクトを任されたという重圧、顧客からの高い要求に同僚は抗し

きれませんでした。

 

同僚はある日、上司にギブアップを宣言しました。


事後対応として私と上司でプロジェクトを全て対応することにして、同僚を完全に

プロジェクトから切り離し、顧客への対応も全て止めさせました。

 

結果的に同僚は、病院に行くことも薬を飲むことも、休職することもなく

切り抜ける事が出来ました。

少々の自信を失っただけで済みました。

 

事後対応中、無神経で部下の不調も理解できなかった上司は慌てるばかりです。

同僚をとにかく精神の病院に行かせようとだけしていました。

私は、上司に助言しました。

 

「同僚からストレスの原因そのものを取り払ったので大丈夫です。」

「あとは自信が戻るのを待てば良いです。」

 

私は、この時の判断が正しかったと思っています。

 

この同僚は精神科に入院した近親者を持っており、精神に関する疾患への理解も

高く、復帰する難しさも知り、精神疾患への恐怖感を持っている事を知っていた

事を私が予め知っていたのです。

 

(今、病院に行かせると失った自信に、更に駄目押ししてしまう。その方が危険だ)

 

当時の私が考えていた配慮です。

 

現在は同僚も自信を取り戻し元気に会社に勤めています。

(私や他のスタッフで同僚が自信を取り戻す為のフォローをした事は言うまでも

 ありません。上司は全くこの事を知りませんが......。)


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以上の出来事は、10年以上精神的疾患で通院していた私の単純な「配慮」でしか

ありませんが「配慮」を受けれなかった人がうつ病で倒れてしまうと確信しています。

かく言う私もその一人です。

 

上司、人事部その他の関係者からの配慮を全く受けられませんでした。


うつ病で休職中の今、休養と通院だけでは私が名古屋への左遷で受けたストレスは

排除する事が出来ないと感じています。

 

ストレスからトラウマにまでなってしまった原因の排除

 

うつ病治療とは、休養中にいかに原因の排除をする事が出来るか?

これに尽きると私は信じています。

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「職場ストレス」「仕事うつ」に強くなる本

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