うつ病40代サラリーマンの休職日記

東京から名古屋に左遷されうつ病になったサラリーマンの闘病記です。適応障害で異動願いを出しています

うつ病で倒れる理由 複合したストレス

サラリーマンを25年やって来ました。

その間色々な事が有りました。

良いことも悪い事も。

 

悪い事があった時でも何とかやってこれたのは、何かひとつ楽観的に考えられる

事があったからです。

15年前からパニック発作を起こしていました。

恐怖で電車に乗れませんでした。

抑うつ状態で落ち込む事も多かったです。


でも、結婚をしたばかりで家庭に明るい未来を感じられて乗り切れました。


会社で仕事がうまく行っていなくとも人間関係が良くて乗り切れました。


人事の処遇が悪い時でも自分の仕事への誇りに前向きになって乗り切れました。


精神疾患を抱えていても何かひとつ楽観的未来を考える事が出来れば、病と付き

合って生活出来て居たのです。

 

うつ病で倒れる  今回初めての経験です。


なぜ倒れたのでしょうか?


それは、楽観的に考えられるものが何も無くなり、病に完全に支配されたからです。

複合したストレスに晒されると、こころは折れやすくなるようです。

 

【誇りを持っていた自分の仕事】

 会社に取り上げられました。

【職場での人間関係 】

 名古屋に受け入れられず最悪です。

【家庭の中】

 私の病が長引き家族も疲れています。

今や会社にも家庭にも楽観的に考えられるものは、何一つありません。


うつ病で倒れる と言う事は楽観的に考えられる事を全て失ったと言う事

なのでしょう。

今はただ、布団の中で嵐が過ぎ去る事を待っているだけです。


会社員に転勤や配属変えがあるのはつきものです。

永年勤めていれば良く解っています。

それでもこれまでのキャリアを考慮されず全くのゼロベースに戻される。

とは考えてもいませんでした。

 

主治医には、

「東京に戻ればあなたの病状はきっと良くなる。」

と言われています。

人事部にもこの事は伝えています。


ただ、何も改善される目処は立ちません。


私が楽観的になれるものが見つかるか。

 

うつ病から復活出来るかどうかは、この一点に掛かっています。

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