うつ病40代サラリーマンの休職日記

東京から名古屋に左遷されうつ病になったサラリーマンの闘病記です。適応障害で異動願いを出しています

突然の休職1回目 精神科医の重い言葉

「君は、明日から休みなさい。」

精神科の診察室で私は、耳を疑いました。


しかし、精神科医の言葉は、断定的です。
私が転職するしかない、と決心したことを受けての言葉でした。

東京で不当な扱いを受けて名古屋に左遷された事、上司に嵌められてポジション
を奪われた事は、以前に話していました。

「君は、名古屋に居てもろくなことないのだろう?」
「長年、1つの会社に勤めていて辞めるのはもったいないだろう?」

言葉は続きます。

「今の精神状態で重大な判断はすべきではない。」

「まずは全般性不安障害で診断書を出すので1ヶ月休みなさい。」

正直呆気に取られて判断がつきませんでした。

診察の終盤、踏ん切りがつかない私の顔色を見て察した精神科医が言葉を
つなぎました。

 

「診断書を破いて、明日も会社に行っても止めはしないが後悔するよ。」

「診断書を提出して休職するのは労働者の権利だよ、この権利を使わない手

 はないよ。」

 

私の気持ちは、固まりました。

人事部に今夜、直接申告し明日から休職しよう。

こうして1回目の休職生活が始まりました。

 

現役 精神科産業医が教える 「うつ」からの職場復帰のポイント

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「職場うつ」からの再生

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